世界、日本におけるエイズの実情は、極めて憂慮すべき状況にあります。日本は先進国では、唯一感染者が増えており、見逃せない問題です。その感染ルートは性交渉によると考えられています。中学生・高校生の性行動も年々広範囲に渡り、性感染症とともにHIVに感染する危険にさらされている現状です。HIV/AIDSについて学ぶことは大切です。それを通して「いのち、生と性」を見つめ直すことや予防行動につながるからです。いま、10代の若者が自ら学び、自ら変わり、自ら仲間に伝えようと行動を開始しています。毎年2月の「ハートフルエイズデーイベント」では、若者のその姿を社会に向け、発表します。また、10代の若者がエイズを身近にものとして考え、自ら予防・啓発の行動がとれるように願い、「ハートフルエイズデー ポスターコンクール」も実施しています。またこれまで過去のイベントでは、特別講演としてWYSHプロジェクトの木原雅子先生や、岩手県立児童館こどもの森館長・森と風のがっこう主催の吉成信夫さん、参議院議員の川田龍平さんや、著作家・ジャーナリストの堤未果さんなどさまざまな方をお招きして、HIV/AIDSの基礎知識、治療、疫学の動向、STDとしてのHIV感染、生と性、性の自己決定能力、セルフエスティーム、ジェンダー、性のグラデー ション・マイノリティ、情報と性など若者を取り巻く性の問題について講演をして頂きました。
イベント会場では、エイズがこの世界に登場した当初から最先端の医療に関わり、いまではアフリカでのボランティアも献身的に行っている稲田頼太郎先生の情報コーナーや、wAds、秋田大学、ぴあっ子愛知、神奈川の高校生による活動内容報告、ポストカードの募金販売などもあります。また、このイベントの傍ら、盛岡市保健所保健予防課によるHIV即日検査も無料で実施しており、どなたでも検査が受けられます。


